播磨一般公開にボランティア参加 : 2009.04.26 Sunday
しろありんが出動と聞いてボランティア出動しました@播磨
実はSPring8が見てみたかったというのもあります。


晴れた空の下のXFEL棟

SPring8には実は名物キャラがいます。
それはニャン博士を始めとするエイトハカセ。
SPring8の研究者がこつこつと研究の合間に書きためたHP用のキャラクターです。
http://www.spring8.or.jp/ja/for_kids/

当日はニャン博士も出動という知らせを聞いて勇み立つチームしろありん!
とうとう感動の初対面をしたのでした。


ニャン博士の視線がかわいい

SPring8は大型放射光施設とあって、巨大な装置達のオンパレードなのですが、パネルを使った環境研究の説明は意外にじっくりと質問を交えながら聞いていって下さる方が多くて、励みになりました。
特に高校生や大学生のカップルが真剣に質問を繰り出しながら聞いてくれたケースが多かったのが印象的でした。
中には、一瞬ぼーっとしていた僕をつかまえて質問して下さる方もおり、環境問題に関する関心が高いんだということを再認識。頑張らねば!

シロアリ研究のみならず藻類研究や、植物センターの研究、基幹研究所で行われている重粒子線による植物育種や、触媒科学の可能性なども、それぞれ関心を引いてもらえたと思います。
どの方の説明の後にも、可能な限り、自然を僕たちはまだ全然知らないんですよ!ということを強調したのですが、高校生カップルの「・・・こんな世界もあるんですね」という言葉と、きらきらした目がとても(勝手に)嬉しかった春のXFEL建屋でした。

和光本所一般公開 : 2009.04.19 Sunday
しろありんとそのお友達こばとん
しろありんとそのお友達こばとん

こんな感じで説明しました
こんな感じで説明しました

教室が終わってたそがれるこばとん
教室が終わってたそがれるこばとん



4月19日に、理化学研究所の和光本所一般公開で青空教室をしてきました。
良く晴れてきれいな青空のもと、森の中で環境研究の紹介です。

ちびっことそのお父さんお母さん、さらにご近所の中高生の見守る中、埼玉県のマスコットキャラ、こばとんと我らが誇るしろありんと一緒。
ちょっと突っ走り気味でしたが、森の中だったので、枯れ枝や土なんかを実際に拾って見せながらの教室で、しゃべっていて楽しかったですね。

ただ、ちょっと準備不足だったので、しろありんやこばとんとの絡みを一切忘れて一人で突進してしまったのは反省。お話しも、ちょっと素っ気なさ過ぎたかなあ。。
もっと実際に、森の循環に関係している微生物を実際に見てもらいながら、見えない関係性を実感してもらえ、それを研究することが面白くてためになるということを体感してもらえるようなイベントを出来たらなあとちょっと反省。

・・・しながら、ビールを飲んで帰ってきました。(笑)



茂木健一郎さんと対談しました : 2008.12.17 Wednesday
茂木健一郎さんと対談しました。
日経サイエンスの、茂木さんとの対談企画です。ずっと長いこと、いろいろな方と対談されているらしい。

茂木さんは脳科学者で、クオリアという概念を追求されている。その辺の概念を通してみたとき、およそ即物的なぼくの研究がどう映るのかとても興味がある。

シロアリの話をというリクエストだったのだが、最終的にはへんてこ生物でまとめてみた。生物圏にはものすごく沢山の生き物がいて、途方もない多様性が、実際に生物圏を「回転」させている。その回転の中に、人間社会をうまく再接続出来ると良いなという、ちょっと概念的な内容を語ってみた。
こういう議論は、物質科学の一分野であるところの生物学ではあまり好かれないのだが、この辺をおざなりにして来てしまったために、とても偏狭な要素分解的な見方しか、いまの「気鋭の」研究者は出来なくなっているような気がする。

大学院生の頃にゲノム解析の概念が出てきてからずっと、ぼくは生物学は要素分解的な手法だけで解けるものではないかも知れないと考えてきた。
もちろん、要素分解的なやり方はとても大切なのだけど、それはあくまでも色々ある攻め方のひとつにすぎないと。
で、全体から攻める方法・・・つまりマルチオミックスというのが、僕らのユニットのひとつの旗印なのだが、実験はうまくいくけど、情報の取り扱いがまだ追いついていない。研究体制に関しても、これまでは別々に研究していたような人々が一緒に仕事をしていく事になる。この辺もいろいろ問題が山積み。
またまだ、道はどこにもない。でもそれが面白い。
そもそも、対象にしている生き物自体がへんてこで面白いし、その棲息しているフィールドに出かけるのも楽しい!

そういったことどもに、実際のフィールドでの出来事なんかを絡めて、まるで導かれるように話しているうちにあっという間にお昼になった。
茂木さん、実は僕なんかが考えていること、全部お見通しなんですかねえ。。。(笑)

もう一つ考えたことがある。
今回は、とても楽しいひとときだった。編集部の方々も、どうしてそんなことまで知っているのというくらい、自然や生き物・・・特に「へんてこ」系の連中のことを知っていらして、とても心強かった。興味を持って話を聞いてもらうのは、とても嬉しいし、楽しい。
興味を持ってもらうように話すのは、その一方で、ちょっと難しい。
今回は、明らかに聴衆がこちらに近づいてくれていたなあと思う。
全然科学に興味がない人に、こんな風にお話しを聴いてもらえるくらい、精進したいもんです!

サイエンスアゴラに参加しました : 2008.11.25 Tuesday
23日、24日と、お台場で開かれたサイエンスアゴラに参加してきました。

23日の午前中には「へんてこ生物が人類を救う?」と題して、理研PSCの井藤賀先生筑波大学の石田先生と、地球の物質循環に重要な役割を果たしているにもかかわらず、生物学分野では「へんてこ」の烙印(笑)を押されている生き物について語ってきました。

私(守屋)がシロアリ、石田先生が藻類、井藤賀先生がコケ。
シロアリは植物のなかでも他の生き物が食べられない部分を専門に食べると同時に、空気からお肉を作り出しというお話しと、藻類の光合成進化が何度も繰り返し繰り返し起きた話(ミドリムシは動物?植物?答えはどちらでもない。ミドリムシはミドリムシ!)、こけが金属のヘルメットをかぶり、鉛や鉄、果ては金まで集めちゃう話。
彼らのパワーこそ、生命圏の大循環に人類の活動も載せていくために学ぶべき力だなと強く思いました。
そして、自然界からは巨大シロアリしろありんも会場に駆けつけ、子供達と写真を撮ったりしていました。

24日は「循環型社会形成に役立つバイオマス研究」と題して、私の他に理研PSCの菊地先生応用光学研究所の志甫先生、豊田中央研究所の高橋先生、鹿島建設の山澤先生と共に、パネルディスカッションでした。
モデレーターには毎日新聞の人気科学コラムを執筆されている元村さんに勤めて頂き、シロアリ共生系酵素によるバイオマス利用、物質循環の計測による総合的な環境資源の開発、石油を作る藻類、サステイナブルモビリティーという新たな概念、廃棄物から資源を作る新しい試みなどを紹介したうえで、将来の社会ではどのようにこれらの技術が生かされていくべきか議論しました。

会場からはアゴラの実行委員長、JSTの理事長など、この世界を牽引する方々からの暖かくも厳しいご意見を頂き、バイオマスのみならず、我々が持てる技術を総動員して、過去のバイオマスに依存する社会から、現在の生きた資源を循環するような社会体制に移行すべく研究とその応用を進めなくてはいけないと感じました。

現状では非常にまだ扱いづらいじゃじゃ馬へんてこ生物たちのアクティビティーを、いかにして利益を出すことが可能な産業活動に結びつけていくか。
科学者の努力の他に、政策立案・実施者の関与や一般の市民の理解と「覚悟」まで話はおよび、明確な結論はなかなか出ない難しい問題であることを再認識しつつも、最後に登場したしろありんに未来を託された私たちは、楽しみつつもいろんな人たちとつながりをもって、新しい環境資源のポテンシャルと向き合って行こうと、思いを新たにしました。

理研のブースでも、しろありんは大活躍で、まわりの温度が一気に5℃くらい上がるような感じ。(温暖化?(笑))
子供達のきらきらした目を見ながら、お母さんお父さんに理研のバイオマス研究のあけぼのについて説明させて頂きました。

参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
また、科学未来館でお会いしましょう!

(会場の模様(写真)はここにまたアップします)

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